申告期限が10ヶ月以上!?数次相続による相続税の申告期限

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

相続が発生するとさまざまな手続きが必要になります。

そのなかで、相続税の申告書は相続税の発生から10ヶ月以内と決められています。

ただし、その前に相続人が亡くなった場合は、相続税の申告や相続手続きが変化するので注意が必要です。

これを『数次相続』と呼びますが、今回は数次相続についてまとめました。

相続税の申告書は死亡日から10ヶ月以内

通常の相続税の申告期限は、被相続人が亡くなった日から10ヶ月以内です。

例えば、お正月の1月1日にお雑煮を喉につまらせて亡くなったおじいちゃんは、10ヶ月後の10月1日が相続税の申告期限となります。

数次相続とは

数次相続とは、相続人が、遺産分割協議や相続登記に亡くなってしまい、相続が重なることを言います。

先程の例だと、おじいちゃんの相続人だったお父さんが、おじいちゃんの相続財産の分割協議前や相続登記前に亡くなることを数次相続といいます。

この場合、おじいちゃんの相続を「一次相続」、お父さんの相続を「二次相続」と呼びます。

相続税の申告義務の承継

お父さんは、一次相続(おじいちゃんの相続)の申告義務がありましたが、この申告義務は、お父さんの相続人であるお母さんと子供が引き継ぎます。

このため、お母さんと子供は、一次相続(おじいちゃんの相続)と二次相続(お父さんの相続)の両方の申告義務があることになります。

相続税の申告期限の延長

一次相続(おじいちゃんの相続)の申告義務を承継したお母さんと子供は、おじいちゃんの相続税の申告書をお父さんが亡くなった日から10ヶ月以内に提出することになります。

通常は、亡くなってから10ヶ月以内が相続税の申告期限ですが、数次相続の場合は、二次相続の開始から10ヶ月以内に延長されます。

お母さんと子供は、二次相続(お父さんの相続)の申告書の提出もありますが、これは二次相続10ヶ月以内になります。

数次相続の登記

相続登記の前に相続人が亡くなると、相続登記を一次相続と二次相続の2回必要になるかと言えば、そうではなく、1回で登記できます。

[参考ページ]

「数次相続による相続登記」

引用│高島司法書士事務所

まとめ

数次相続から相続税の申告期限と相続登記をまとめました。

突然死の可能性もありますが、もともと病弱な相続人がいる場合は、数次相続を考慮して病弱な人を相続人にしないような遺言書を書いておくのも一つの方法です。

ただし、遺留分の心配もあるので注意が必要ですが。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

相続対策の基本をまとめた「おすすめ相続対策ebook」を無料進呈

相続税に対して不安を持っていませんか?

2016年から基礎控除が下がり、改正前から5割ほど申告する人が増えると予想されています。

しかし具体的な対策をしている人は多くありません。その理由は・・・・

  • ◆ 10年あるいはそれ以上先のことで、考える余裕が無い

  • ◆ 不安はあるけれど、何をしたらいいのか分からない

  • ◆ 生前贈与して、税務署から贈与税の指摘を受けたら怖い


それでも、いざ相続が発生し、税務署から「相続税のお尋ね」が郵送されると、多くの方が驚きます。

そうならないためにも、相続税の基本は知っておくべきです。

また、相続税は、亡くなるまでの期間が長いほど大きく税金を減らせるのが特徴です。

少しでも相続に興味のある方は、まず「相続税の基本」「最新の相続対策」を25ページでまとめた『相続対策ebook』を読んでみてください。

メールでお問合せ頂ければ、無料でPDFを進呈します。

是非、本書を読んで相続対策の第一ステップにしていただけたら幸いです。

無料│相続対策ebook

SNSでもご購読できます。

読んだらポチッとしてね