遺産分割協議でトラブルの原因となる隠れ相続人とは

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遺産分割協議では時にトラブルに発展することがあります。

原因はさまざまですが、そのひとつに隠れ相続人の存在があります。

隠れ相続人とは、法律用語ではありません。ただの造語です。

本来の相続人ではない相続の親族のことです。

今回は、遺産分割協議でトラブルになる隠れ相続人について紹介します。

相続人の配偶者は相続人じゃない

相続人になれるは、配偶者と子供、親、兄弟です。※代襲相続人も含む

そのため、相続人の配偶者は、相続の権利がありません。

しかし、配偶者が相続人であるため、自分も相続人だと勘違いしてしまいます。これが隠れ相続人です。

本来主張できない立場ですが、権利を主張してしまい遺産分割協議がトラブルに発展するケースがあります。

未分割のままで相続税の申告をするデメリット

遺産分割協議がまとまらない場合でも、相続税の申告期限は伸びるわけではありません。

遺産が未分割の場合は、法定相続分で遺産分割したものとみなして申告納税をします。

その際注意しなければならないのが、相続税の特例が一部使えなくなる点です。

具体的には、次の特例が使えなくなります。

  • 小規模宅地等の特例
  • 配偶者の税額軽減

上記の2つの特例は、相続税の計算では大きな減額が見込めるため、特例が使えないと納税額が大きくなる可能性があります。

なお、相続税の申告の際に、「申告期限後3年以内の分割見込書」を一緒に提出すると、3年以内に分割して申告書を再提出する際は、特例を使えます。

特例を使った結果、当初の納税額が払い過ぎの場合は、還付を受けることができます。

とはいえ、当初の納税を考えると、相続税の申告期限内に遺産分割協議をまとめるに越したことはありません。

まとめ

遺産分割協議のトラブルになる隠れ相続人を紹介しました。

トラブルを防止するには、自分が相続人でないことを認識することから始めなければなりません。

そのためには、現時点での相続人を把握してみてはいかがでしょうか。

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