飼い主が先に亡くなったときの、ペットの相続対策3選

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当然ですが、飼い主とペットが同時に亡くなることは、事故や災害を除き、ほとんどありません。

犬や猫の平均寿命で考えれば、飼い主が先に亡くなる確率は低いですが、犬や猫の飼い始めから10年から15年後に自分も高齢者になっている場合は、ペットよりも先に飼い主が亡くなることもあります。

しかし、多くの人は、自分が亡くなった後のペットの生活について考えていません。

そこで、飼い主が先に亡くなった場合の、ペットの相続対策を紹介します。

飼い主がいないペット

可哀想な話ですが、飼い主がいないペットは、引き取られるか殺処分されます。

環境省の平成25年の統計データによると、犬と猫の処分数は、合計で約158,000匹になります。

そのうち、殺処分されたのは約128,000匹で81%を占めます。

猫については野良猫が多いため、犬のみのデータだと、処分数約60,000匹のうち、殺処分されたのは28,000匹で46%を占めます。

統計資料

犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況

引用│環境省

ペットが飼えない状況を想定しておく

飼い主の高齢に伴い、次のような場合に、ペットが飼えない状況になる可能性があります。

  • 老人ホームに入居する場合
  • 病院に入院する場合
  • 子どものマンションへ転居する場合
  • 駅に近いマンションに転居する場合
  • ペットを飼う体力や財力がなくなった場合
  • 一人暮らしで相続人がいない場合

犬と猫の平均寿命

犬と猫の平均寿命(平成25年度)

犬・・・14.2歳
猫・・・15.0歳

引用│一般社団法人ペットフード協会

自分の年齢のペットの平均寿命の合計が、一般的な飼育完了年齢になります。

飼育完了年齢が、自分の健康寿命の範囲内であることが飼育の前提条件になります。

生前にペットの里親を探す

ペットの里親を探す場合は、行政機関と民間団体の2つの方法があります。

環境省では、各自治体の動物愛護管理団体と連携しています。

民間でも里親探しサイトが活用することができます。

公共機関

地方自治体の動物愛護管理行政担当組織一覧

参照│環境省

民間団体

里親募集サイト

ペットのおうち

運営会社│株式会社 Easy Communications

この他にも、いろいろなサイトがあります。ネットで「里親募集」と検索してみましょう。

エンディングノートの活用

相続人にペットの世話を頼みたい場合の方法として、エンディングノートの活用があります。

エンディングノートに法的拘束力はありませんが、相続人に生前に了解を得た上で、次のことを書き残すことで効果があります。

  • ペットが掛かっている病院の連絡先
  • ペットが加入している保険会社の連絡先
  • ペットの個体情報(名前、登録番号、病気、特徴、気をつけていることなど)

市販のエンディングノートには、ペットの項目があるため、他の財産と合わせて書いてみましょう。

遺言書の活用(負担付遺贈)

遺言書に記載する方法としては、負担付遺贈が考えられます。

負担付遺贈とは、遺言書の記載方法の一つで、遺贈する人に、財産をあげる代わりに一定の条件をつけるものです。

そこで、「ペットの世話をする代わりに財産をあげる」と書くことで一定の効果が見込めます。

ただし、望んでいないペットの世話を頼まれた場合、どこまで責任をもって世話するか疑問です。

やはり、世話をしたいと望んだ人に頼んだほうが安心です。

また、遺言書には規則があるため、無効になるリスクもあります。

[関連記事]

「はじめての遺言書で、賢く残すための20のポイント」

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まとめ:ペットの相続対策は、生前に!

飼い主が亡くなった場合の、ペットの対処方法をまとめました。

子供世代は、一戸建よりも分譲マンションに住む世帯が増えたため、実家のペットの世話ができないことも多くなります。

そのため、ペットを買っている高齢者は、生前にペットの相続対策をしておく必要があります。

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