葬式費用│相続財産から控除できるもの・できないもの8選

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相続税の計算では、相続財産から控除できるものに『故人の債務』がありますが、『葬式費用』も控除できます。

葬式費用には、領収証をもらえない「お布施」や「心付け」もありますが、金額のメモすることで控除できます。

また、葬儀には「通夜」「告別式」「初七日法要」「四十九日法要」などがありますが、すべての費用を控除できるわけではありません。

そこで、相続税特有の葬式費用の考え方を、控除できる費用と控除できない費用に区分して紹介します。

※1 この記事は2016年1月の法令に基づいた記事です。
※2 相続税が発生することを前提とした記事です。予めご了承下さい。

相続財産から控除できる葬式費用

相続財産から控除できる葬式費用について、国税庁では次の項目を挙げています。

  1. 死体の捜索又は死体や遺骨の運搬にかかった費用
  2. 遺体や遺骨の回送にかかった費用
  3. 葬式や葬送などを行うときやそれ以前に火葬や埋葬、納骨をするためにかかった費用
  4. 葬式などの前後に生じた出費で、お通夜など通常葬式などにかかせない費用
  5. 葬式に当たりお寺などに対して読経料などのお礼をした費用

わかりやすく言うと、具体的に次の費用が控除できます。

  • 遺体を自宅や葬儀会場、火葬場へ搬送する車代
  • 火葬料・埋葬料・納骨費用
  • 通夜式・告別式の式場代や食事代、生花代など一式の費用
  • お寺への戒名代やお布施・受付や運転手への心付け

なお、お布施や戒名・心付けなど領収証がないものについては、メモを残すことで相続財産から控除できます。

相続財産から控除できない葬式費用

逆に相続財産から控除できない葬式費用について、国税庁では次の項目を挙げています。

  1. 香典返しのためにかかった費用
  2. 墓石や墓地の買入れのためにかかった費用や墓地を借りるためにかかった費用
  3. 初七日や法事などのためにかかった費用

香典収入や墓地墓石は非課税のため、これらに関係する費用は控除できません。

また、控除対象となるのは葬儀の費用に限定されているため、初七日法要や四十九日法要の費用は控除できません。

香典収入と香典返しの税金

香典返しの費用は、上記の通り相続財産から控除できません。

それは香典収入が非課税で申告不要のため、逆の香典返しも控除できない理屈です。

なお、通夜式の参列者に対する会葬御礼の品(お茶など)は、高額でないかぎり、通常葬式に欠かせない費用として葬式費用として控除できます。

墓地墓石の相続税

相続税の計算では、墓地墓石は非課税のため、墓地墓石を購入した際の未払金は、葬式費用としても債務としても控除できません。

相続財産の評価明細書のダウンロード

相続税の財産評価をするためのエクセルシートを、下記のページでダウンロードできます。

自分で財産評価をしたい方は、ダウンロードしてみてください。

エクセルなので、簡単な入力で評価明細書が完成します。

[参考ページ]

葬式費用の評価明細書

引用┃DLmarket

まとめ:控除の判断は後からできる。領収証とメモの保存が大事

相続財産から控除できる葬式費用について紹介しました。

何より大事なのが領収証とメモを残しておくことです。

相続財産から控除できるかの判断は後でゆっくりと見直せばいいのですから。

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