相続税の申告┃申告や名義変更で必要になる戸籍謄本の取り方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
相続税の申告┃戸籍謄本

相続税の申告書を提出する場合の添付書類のひとつに戸籍謄本があります。

戸籍謄本は、申告だけでなく、株や預金の名義変更など多くの場面で必要になります。

しかし、人によっては戸籍謄本が多くなってしまい、請求に時間が掛かることもあります。

そこで、効率的な戸籍の取り方を紹介します。(2016.7追記あり)

取得する戸籍謄本の範囲

相続税の申告書に添付する戸籍謄本の範囲は、被相続人のすべての相続人を明らかにする範囲となります。

戸籍謄本を効率的に取得するには、次の手順で取得します。

  1. 被相続人の死亡時の本籍地の戸籍謄本を取得する
  2. 1から過去に遡って被相続人の出生までの戸籍謄本を取得する
  3. 被相続人の戸籍謄本を参考に、相続人の出生から現在まで戸籍謄本を追跡しながら取得する

相続人を追跡している途中に亡くなっていることが判明した場合は、次の相続人にシフトして追跡することになります。

[関連記事]

誰でもできる相続人判定シートで相続人と相続分をチェック

引用┃相続税の一日速習セミナー

戸籍謄本の取り方は2種類

戸籍謄本の取り方には、「窓口で申請する方法」「郵便で取り寄せる方法」があります。

役所が近くにある場合やすぐに必要な場合は、窓口で申請したほうが手早く取得できます。

役所が遠く行くことができない場合は、郵便で取り寄せる方が安く済みます。(申請費用は変わりません。)

申請書の書式は、各自治体によって異なるため、窓口で貰うかホームページからダウンロードして使うことになります。

取得の際は、不足資料があると面倒なため、予め電話等で必要書類を確認しておきましょう。

(追記)証明書1枚で手続完了

法務省は2017年の運用開始を目標に、相続人の氏名・本籍をまとめた証明書を発行する制度を始めると発表しました。

この証明書1枚を利用することで、相続手続きが簡略化されることが予想されます。

2016年7月時点では決定ではありませんが、実現すると相続人の負担が減ることが期待できます。

戸籍謄本の申請費用

戸籍謄本の申請には次の料金が必要になります。(2016年1月時点)

  • 戸籍謄本 1通450円程度
  • 除籍謄本 1通750円程度

窓口で申請する場合は証紙を購入しますが、郵送の場合は定額小為替を同封します。

郵送の場合は、定額小為替が不足すると面倒なため、予め多めに入れると定額小為替がお釣りで帰ってきます。

代理人が戸籍謄本を取得する場合は注意

個人情報保護の観点から、戸籍謄本の取得が厳しくなりました。

配偶者や子供や父母が取得する場合は、本人確認書類として運転免許証などを提示することで申請できますが、第3者の代理人が取得する場合は、追加で委任状が必要になるため注意しましょう。

郵送で取得する場合も、同封することになります。

戸籍謄本は数セット取得しておくと便利

戸籍謄本は予め最低2セットは取得しておくと便利です。

相続税の申告でも使いますが、預金や株が多い場合は、1セットだけだと名義変更に時間が掛かってしまいます。

金融機関に依頼すると提出した戸籍謄本を返してもらえることがあるため、数セットあると使い回すことで時間が短縮できます。

相続税申告書に添付する書類は戸籍謄本だけじゃない

相続税申告書に添付する書類には、戸籍謄本以外に次のものがあります。

必ず添付する書類

  • 遺言書または遺産分割協議書
  • 遺産分割協議書を添付する場合は、押印した印鑑証明書

必要に応じて添付する書類の一部

  • 戸籍の附票
  • 申告後3年以内の分割見込書
  • 住民票

必要に応じて添付する書類が変わるため、申告の際は手引で添付書類を確認しましょう。

相続税申告書の添付書類ダウンロード

相続税申告書に添付する書類に相続関係説明図があります。

また、戸籍謄本を整理するためには一覧表があると便利です。

これらの書類を作成する方は、下記からダウンロードできます。

エクセルなので、簡単な入力で評価明細書が完成します。

[参考ページ]

相続関係説明図

戸籍一覧

引用┃DLmarket

まとめ:取得に時間がかかる場合は専門家にお願いしよう

戸籍謄本の取得は、司法書士や税理士も職務上の職権で取得できます。

もちろん費用は発生しますが、取得する戸籍謄本が多い場合や、申告までの時間がない場合は、お願いした方がいいケースもあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

相続対策の基本をまとめた「おすすめ相続対策ebook」を無料進呈

相続税に対して不安を持っていませんか?

2016年から基礎控除が下がり、改正前から5割ほど申告する人が増えると予想されています。

しかし具体的な対策をしている人は多くありません。その理由は・・・・

  • ◆ 10年あるいはそれ以上先のことで、考える余裕が無い

  • ◆ 不安はあるけれど、何をしたらいいのか分からない

  • ◆ 生前贈与して、税務署から贈与税の指摘を受けたら怖い


それでも、いざ相続が発生し、税務署から「相続税のお尋ね」が郵送されると、多くの方が驚きます。

そうならないためにも、相続税の基本は知っておくべきです。

また、相続税は、亡くなるまでの期間が長いほど大きく税金を減らせるのが特徴です。

少しでも相続に興味のある方は、まず「相続税の基本」「最新の相続対策」を25ページでまとめた『相続対策ebook』を読んでみてください。

メールでお問合せ頂ければ、無料でPDFを進呈します。

是非、本書を読んで相続対策の第一ステップにしていただけたら幸いです。

無料│相続対策ebook

SNSでもご購読できます。

読んだらポチッとしてね