相続税の計算┃家屋の評価方法

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家屋の相続税評価

相続税の計算で不動産を評価する場合は、土地と家屋で評価方法が異なります。

土地については、評価する人が違えば評価額が変わるほど、評価方法が多岐にわたります。

一方、家屋の評価方法は、誰でも簡単に評価できます。

ただし、人に貸している場合やアパートの場合は、権利関係を調整するためコツが必要です。

そこで、家屋についての相続税の計算方法を紹介します。

[参考ページ]

家屋の評価について ※ページ後半部分

タックスアンサー№4602┃国税庁ホームページ

家屋の相続税評価額は固定資産税評価額と同じ

家屋を所有していると、毎年6月頃に固定資産税の通知が来ます。

家屋の相続税評価額は、この固定資産税の計算の基礎となる金額と同じです。

そのため、家屋の相続税評価額を知るためには、毎年通知される固定資産税の納税通知書をチェックする方法が簡単です。

※固定資産税の納税通知書の家屋の『価格』が固定資産税評価額になります。

家屋の相続税評価額

家屋の相続税評価額は次の算式で計算した金額です。

固定資産税評価額✕1.0✕所有割合

1倍を乗じても金額は変わらないため、固定資産税評価額に持ち分を乗じた金額が、家屋の相続税評価額になります。

所有割合は、固定資産税の納税通知書で確認しましょう。

納税通知書に記載がない場合は、法務局で家屋の登記簿謄本を取得すると記載されています。

戸建てを人に貸している場合(貸家の相続税評価額)

賃貸されている戸建ての家屋は、借家権割合を控除します。

固定資産税評価額✕1.0✕(1-借家権割合)✕所有割合

借家権割合は国税庁ホームページの路線価図から確認できますが、日本全国ほぼ30%になっています。(一部異なる地域もあるそうですが、)

[参考ページ]

路線価図

引用┃国税庁ホームページ

共同住宅(アパートなど)の相続税評価額

アパートなど共同住宅として利用されている家屋の相続税評価額は、上記の式に賃貸割合を追加します。

賃貸割合を考慮するため、空き家が多いアパートは減額割合が減り、相続税評価額が高くなります。

固定資産税評価額✕1.0✕(1-借家権割合✕賃貸割合)✕所有割合

なお、一時的な空室の場合は、空室に含めないこともできます。

[参考ページ]

賃貸割合について

タックスアンサー№4614┃国税庁ホームページ

建築中の家屋

建築中の家屋には固定資産税評価額がありません。

そこで、相続開始時点(亡くなった日)の費用原価の70%で評価します。

費用減価の金額は、亡くなった日までに掛かった費用の合計とほぼ変わりません。

[参考ページ]

建築中の家屋の評価

タックスアンサー№4629┃国税庁ホームページ

相続財産の評価明細書のダウンロード

相続税の財産評価をするためのエクセルシートを、下記のページでダウンロードできます。

自分で財産評価をしたい方は、ダウンロードしてみてください。

エクセルなので、簡単な入力で評価明細書が完成します。

[参考ページ]

家屋の評価明細書

 

引用┃DLmarket

まとめ:家屋の評価は毎年チェック可能

家屋の相続税評価額の計算方法を紹介しました。

固定資産税の納税通知書は毎年送られてきます。

納税額だけ確認して捨てていたかもしれませんが、これからは固定資産税評価額もチェックしてみましょう。

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