親族に不動産をお得な方法で譲るコツと税金の2つのポイント

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自宅や別荘などの不動産を、子供や妻など家族に譲りたい場合は、どんな方法があり、どんな税金が生じるか不安ではないだろうか?

相続対策の需要も高まり、生前贈与として、できるだけコストを抑えて不動産の名義を変更をしたい人は、年々増えている。

そこで、親族内で不動産の名義を変更する場合に、どのような方法があり、どんな税金が生じるかを紹介する。

また、取引によって注意したいポイントを紹介する。

相続対策として、不動産を親族に譲りたい方は、この記事を読んで参考にしてもらいたい。

※この記事は、一般的な内容を紹介するもので、個別のケースには対応していないため、実際の取引には、専門家に相談しましょう。

親族内での不動産の取引の種類

親族内で不動産の取引をする場合は、『金銭による譲渡』『無償による譲渡』がある。

金銭による譲渡

『金銭による譲渡』は、その名の通り、不動産を売る代わりに、売った親族から譲渡代金を受け取る方法だ。

この場合、不動産を売った親族は、受け取った譲渡代金に対して所得税(譲渡税)が生じる。

所得税は、譲渡代金から取得費や譲渡費用を控除した残額(譲渡所得)に税率(5年超保有している場合は20%)を乗じた金額が税金となる。

この際のポイントは、『譲渡対価をいくらにするか』『特別控除が使えるか』という点だ。

譲渡対価は、市場の取引時価を基準とするため、親族だからといって割安な値段設定をすることができない。

市場の取引時価よりも低い対価で譲渡すると、その差額が贈与とみなされて、贈与税が余分に発生する危険性があるため、注意が必要だ。

もう一つのポイントの特別控除については、譲渡所得から一定額を控除できる特例が使えるかという点で、いくつかある中でも特に居住用財産を売ったときの特別控除の特例が使えるかを確認したい。

マイホームを譲渡した場合は、譲渡所得から3,000万円が控除できる特例のため、税金が生じない可能性もある。

[参考ページ]

マイホームを売ったときの特例

引用┃国税庁ホームページ

無償による贈与

親族内で不動産を無償で譲る行為は贈与に該当するため、贈与税の対象となる。

この場合、譲渡対価のやり取りはないが、不動産の贈与を受けた親族は、贈与税が生じる可能性が高い。

贈与をする場合のポイントは、『贈与の相手は誰か』という点だ。

贈与する相手によって『贈与の種類』や『使える特例』や『税率』が変化するからだ。

詳しくは、下記の記事を参考にしてもらうと理解していただけると思うが、贈与する際はシミュレーションをして贈与税を試算することが重要になる。

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譲渡と贈与の選択はトータルコストで考えよう

親族に不動産を譲る場合に、『金銭による譲渡』と『無償による贈与』のどちらを選択するかで悩むことがあると思う。

そんなときは、税金だけでないく、譲渡代金を含む全体の費用で考えることがポイントだ。

どうしても税金だけの心配ばかりしてしまうが、実際には譲渡代金を負担するのも親族である点だ。

第三者との取引であれば、譲渡代金は第三者が負担するため、多くもらえるほど嬉しいものだが、親族内で金銭譲渡をすると、親族が多額の譲渡代金を負担するため、必ず譲渡代金も考慮すべきだろう。

税率だけでいうと、譲渡より贈与の方が高いが、数年に分けて贈与すると、トータルのコストは譲渡より贈与のほうが低いケースも多い。

まとめ:贈与をしたい人のために、不動産を評価します。

親族に不動産を譲る場合の、取り引きの方法と発生する税金の違いを紹介した。

これらの選択は、各家庭によって違うため、全員に共通する対策はない。

相続対策として、親族に不動産を譲りたい人は、まずは専門家に相談すべきだろう。

当事務所では、親族に不動産を贈与したい人のために、不動産の評価額を計算している。

初回相談料は無料のため興味のある人は、ぜひ一度相談をしてみて欲しい。

不動産の評価

◆詳しくは、こちら◆

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