妻から見た相続│夫の遺産を夫の兄弟に相続させない方法

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夫の遺産を兄弟に相続させない方法

家族構成によって、相続人と相続分が変化することを知っていますか?

たとえば、夫婦と子供の家族だと、配偶者と子供が相続人となり、相続分は配偶者と子どもで半分ずつです。

そのなかで、子供と親がいない場合の相続人は、妻と亡くなった夫の兄弟が相続人になります。

普段付き合いがない夫の兄弟姉妹が相続人になることについて、違和感がありますが法律はそうなっています。

そこで、夫の遺産を兄弟姉妹に、相続させない方法を紹介します。

※この記事は、2016年4月時点の法令に基づいて記載しています。その後の改正に対応した場合は追記します。

子供と親がいない場合の相続人と相続分

配偶者は常に相続人になりますが、その他の相続人には優先順位があります。

  1. 子供(孫・ひ孫・・・・)
  2. 父母(祖父母・曽祖父母・・・)
  3. 兄弟姉妹(甥姪まで)

子供と親がいない場合は、配偶者と亡くなった人の兄弟姉妹が相続人になります。

このケースの相続分は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1になります。

兄弟姉妹が2人以上いる場合は、4分の1を人数で等分します。

兄弟姉妹に夫の遺産を相続させない方法

結論としては、妻に全財産を遺すという遺言書を書くことです。

遺言書があると、基本的にそれに従って遺産分割が行われるためです。

なお、相続分には、最低限保証されている部分があり、それを遺留分といいますが、兄弟姉妹には遺留分がないため、兄弟姉妹は遺留分の権利を主張することが出来ません。

遺言書の書き方

遺言書には種類がありますが、大きく分けると『公正証書遺言』と『自筆証書遺言』があります。

関連記事

『はじめての遺言書で、賢く遺すための20のポイント』

なお、遺言書は自主的に書くものであって、書かせるものではありません。

強制的に書かせた遺言書は無効になる可能性があります。

まとめ:遺産分割協議書を作るのは大変

夫の遺産を全て妻に相続させる方法を紹介しました。

この方法は、仲の良い悪いに関係なく検討すべき事項です。

なぜなら、兄弟姉妹が高齢な場合や、地方に住んでいる場合は、一堂に会することができず遺産分割協議書を作るのが大変なためです。

65歳を過ぎたら、相続人と相続分を確認してみてはいかがでしょうか。

確認するには、市区町村の役所で戸籍謄本を取得することで簡単にわかります。

関連記事

『相続税の申告┃申告や名義変更で必要になる戸籍謄本の取り方』

 

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