10億の金持ちでも相続が3代続けば財産がなくなる原因とは?

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3世代家族

地主や資産家でも、相続を3回経験すると、財産は失われて普通の人になると聞いたことがあると思います。

しかし、なぜ財産が減ってしまうのか、なぜ普通の人になってしまうのか。知っているでしょうか。

そこで、相続が3代続くと、金持ちが普通の人になってしまう原因をまとめました。

理由1:家督相続の廃止

昭和22年より前の旧民法では、家督相続が適用されていました。

家督相続では、嫡出子である長男が、すべての遺産を相続することが原則でした。

この民法が現代の民法に改正されると、家督相続は廃止され、現在の遺産相続にかわりました。

遺産相続では、相続人が遺産を均等に相続することが原則となりました。

均等と言っても、絶対的な均等ではなく、相続人それぞれの立場による法定相続分の権利が認められるようになりました。(詳しくはこちら

 

タイトルの相続が3代続くと、遺産がなくなってしまうのは、家督相続が廃止され、相続が発生するたびに、遺産が相続人に分割されるからです。

 

理由2:相続税の50%超の最高税率

相続税の税率は、超過累進税率となっていて、遺産が多いほど税率が高くなる仕組みです。

平成28年現在の最高税率は、遺産6億円超の部分に55%の税率となっています。

戦後から現在まで、最高税率は50%から75%の間で変化しています。

金持ちにとって遺産の多いほど税率が高くなる超過累進税率は、相当の負担と考えられます。

 

例えば、10円の遺産があり、相続人が子ども3人の場合、2016年だと相続税の総額は約3億5千万になります。

税金だけで3億5千万円になると、10億円の資産を持つ金持ちであっても、一括で納付できない可能性があります。

[参考ページ]

相続税の主な改正の内容

引用│財務省ホームページ

法律

理由3:相続税を土地で納付する『物納制度』

相続税の納付方法は『金銭一括納付』 『金銭による分割納付(延納)』 『相続財産による納付(物納』の3パターンがあります。

この3パターンは、優先順位があり、納税者が自由に選ぶことはできず、物納は最も優先順位が低くなります。

物納制度は、金銭がなく、かつ分割でも納付できない場合に認められる最終手段となります。

 

地主など、土地はたくさん持っているけれど、預貯金が少ない家は、物納で相続税を納付するケースがあり、それが相続財産を減らす原因となります。

相続のたびに不動産が失われていくと、3代目の頃には普通の人になっています。

[参考ページ]

相続税の物納

引用│国税庁ホームページ

 

理由4:資産を持っているだけで運用していない

初代が財を築いて金持ちになったとしても、2代目3代目がその財を消費するだけだと、上記の理由から資産が減っていきます。

世代が交代しても金持ちであり続ける家系は、上手くその財を運用して、新しく財を生み出しています。

 

具体的には、初代が築いた財で、『賃貸物件を運用する』 『会社を大きくする』 『子どもに高等教育を与える』 『金融商品に投資する』などがあります。

もちろん投資は失敗する可能性もあります。

2代目に相当する団塊の世代は、親が築いた財産で投資をするも、バブルが弾けて破産した例もあります。

 

まとめ:3代続く金持ちは法律に負けない人

相続が3代続くと、金持ちでも財産がなくなる理由をまとめました。

財産が減っていく理由は主に、民法や相続税法など法律よる影響が大きくなっています。

逆に2代目3代目になっても金持ちでいられる人達は、法律をよく知り利用している人達です。

その顕著な例が、法律を作る政治家です。

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