初心者のための1分で確認できる奥行価格補正率の探し方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

土地の相続税評価額は、路線価地域の場合『路線価×地積』で評価します。

しかし土地にはそれぞれに固有の特性があり、その特性に応じて微調整が必要になります。

その微調整が『奥行価格補正率表』に記載されています。

そこで、はじめて土地を評価する人のために奥行価格補正率表の見方を紹介します。

地区区分は路線価図でチェック

奥行価格補正率表から補正率を探すには、評価する土地の地区区分を確認する必要があります。

地区区分は路線価図からチェックすることができます。評価したい土地の正面路線価の形状で判断できます。

次の例だと、路線価が◯で囲われているため、『普通商業・併用住宅地区』に該当することになります。

地区区分地区区分

[参考ページ]

路線価図

引用│国税庁ホームページ

奥行価格補正率表から補正率を探す方法

奥行価格補正率表で調整できる項目は7つあります。

  • 奥行価格補正率・・・土地の奥行距離に応じた補正率
  • 側方路線影響加算率表・・・正面路線の側方にある道路の状況に応じた補正率
  • 二方路線影響加算率表・・・正面路線の裏側にある道路の補正率
  • 不整形地補正率表・・・土地の形の歪みに応じた補正率
  • 間口狭小補正率・・・間口距離の狭さに応じた補正率
  • 奥行長大補正率・・・土地の細長さに応じた補正率
  • がけ地補正率・・・がけ地の占める割合に応じた補正率

[参考ページ]

奥行価格補正率表

引用│国税庁ホームページ

奥行価格補正率

土地の『奥行距離』と『地区区分』が重なる部分が補正率になります。

たとえば、奥行距離が『25m』、地区区分が『普通住宅地区』の場合は、補正率は0.99となります。

路線価200,000円だとすると、補正率を考慮して198,000円になります。

奥行価格補正率

なお、奥行距離はキレイな形の土地と整っていない形の土地で異なります。(詳しくはこちら

なお、概算評価として簡単に計算する場合は、グーグルマップの距離測定ツールでも測定できます。

[関連記事]

グーグルマップの距離測定ツールを使った土地の評価方法

 

不整形地補正率

不整形地補正率を探すためには、『地区区分』『地積』『かげ地割合』が必要になります。

かげ地割合は、次の算式で計算します。

(想定整形地の地積-不整形地の地積)/想定整形地の地積

想定整形地を出すためには、測量図や実測図が必要となりますが、概算評価であれば上記の奥行距離と同じようにグーグルマップの距離測定ツールが使えます。

 

まとめ:地区区分と距離がポイント

基本的な奥行価格補正率表の見方を紹介しました。

ポイントは、『地区区分』と『距離』を確認することです。

距離については簡単な評価であれば、グーグルマップが使えますが、申告する場合は『公図』や『測量図』や『登記簿謄本』などで細かい情報を確認する必要があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

不動産の共有持分を贈与で解決します

~不動産の共有を亡くなるまでに解消したい方へ~

 

親族内での不動産の共有を、亡くなるまでに何とかしたいと思っていませんか?

共有持分のまま、次の世代に遺すことは、新たな問題を生むことになります。

もし本気で、共有持分の問題を解決した方は、下記ボタンから詳細ページをご覧ください。

共有持分解消の詳細はこちら

SNSでもご購読できます。

読んだらポチッとしてね